五色と二次の海につかる、日記

俳優/劇作家/アニメライターの細川洋平による日記・雑記です。

(お、気づいたら1年ぶり)BiSHワンマンファイナル@品川ステラボールに行ってきました。

どうも、1年ぶりです。
とはいえ、下の記事からすると、次のエントリになるので、それほど時間も離れてない感じがありますね。

日付の部分だけだ。
そこだけを気にしなければいいんだ。

ひとまず生存報告と言うことで。

この1年、いろいろありました。
個人的には特に変化がないのですが(オイ)、
いや、いろいろ書いたりやったりはしたのですが、
結果から言うと、3月にBiSHのライブに行ってきました。

BiSHは音源ではもちろん聞き込んだりしていましたが、
ライブとなるとどうも。
ハードルが上がっていて。
BiSロスというか、その反動でなかなかいけなかったのです。

だけど、一度くらいはちゃんとこの目で見ておきたい、と思って、オフィシャル先行に応募、当選、当日は予定もなし(というわけでもなかったのですが)
で、晴れて参戦してきました。

品川ステラボールに着いたのが開演後だったので物販は諦め、BiSTで参戦するも、今後はちゃんとした正装(BiSHT)で参加しようと改めて思いました。

ワンマンツアーのファイナルということで、ステラボールは満員。
客層は若い子たちからぼくよりずっと年上そうな方まで幅広く、この辺りはさすがジュンジュンの手腕といったところでしょうか。

あと、この日からリフトが禁止されていたので(リフトするとライブが中止)、BiSの現場で散々あったような、トーテムポールばりのリフトも、ダイバーも全くおらず、とてもピースフルな現場となっておりました。(モッシュ/サークルモッシュはそこここであった気もしますが、そこら辺は平和のうちに入りますね)

BiSHはなんと言っても楽曲がいい。それはライブでも再確認しました。
そしてメンバーのポジショニングも明確に出来ているんだなあという実感です。BiSの時は歌割を比較的均等に振っていましたが、BiSHはメインボーカル=アイナ・ジ・エンド、両翼にセントヒロ・チッチとハグ・ミィがいて、フック的にリンリンが抉ってくるという感じでしょうか。グループとしてのまとまりもとてもよくて、勢いも感じました。あとミリタリーの衣装もかわいいです。

6人の声質はとてもバランスがよくて、このままずぅーっと続いて、たくさん曲が聞きたいなあと思っておりますのでひとつ、よろしくお願いします。

楽曲では「スパーク」と「MONSTERS」、「BEAUTIFULさ」が特にお気に入りです。第1弾として「スパーク」が発表された時の衝撃は忘れられません。ミドルテンポのバラード。あえてこれを狼煙に持ってきたのは、BiSの解散から、なーんかぽっかりしてしまっていた僕の心にすぽっとキレイに入って行ったのでした。作詞が渡辺さんということで、ステイトメント的な文言になっているのもまたね。落ちサビ、アイナの寂れたボーカルが最高です。「MONSTERS」はメタルコアサウンドと歌詞の相性がすばらしすぎます。この歌はメンバーお披露目前に脱退してしまったユカコラブデラックスの作詞。元バンドボーカルだったとのことで、メロディーに乗せるセンスがめちゃめちゃ光っています。2ndアルバムにも入っているのですが、脱退後にも歌詞を変えずに載せたジュンジュンの判断も的確だったなあと思います。「BEAUTIFULさ」はメロディックパンクですね。めっちゃめちゃ青春です。リンリンの歌詞がこれまた曲調に上乗せされて青春濃度を倍加させています。

この辺りがライブで聞けたは最高でした。フリとか全く予習する暇もなく行ってしまったのですが、すごく楽しかったし、最後の「BiSH 星が瞬く夜に」を6回連奏するとかまた……。
ふと、東京デスロック「再生」が頭をよぎりました。
同じ曲、というのがミソで、6曲連続演奏は普通にあることだと思いますが、同じ曲でも、徐々にヘトヘトになっていくメンバーだったり、ある箇所で倒れかかったり、数曲目には復活してたり、気合いを入れ直したり、と、メンバーの身体や心の状態に対する移り変わりが見えて、非常に感動して、うっすら涙を浮かべるという。

ライブと言えば入場してビールくいっと行くところですが、この日は我慢し、帰りにBiSHTを買い(ライブTが増えすぎてもうTシャツとしては必要ないのに……)、特典会にならぶ清掃員を横目に帰りました。

今回は会場が広かったので、見つけられなかったけど、元研究員は見かけなかったなあ。さて、次回はいつ行けることやらです。

あ、箱押しです。